Works

ピクトブック

ロゴ・Webサイト / 2021

絵本紹介サイト「ピクトブック」のロゴ・Webサイトを制作。事業内容や方針を整理・分析し、ロゴの制作から開始しました。

Logo – ロゴ

ピクトブックが担う役割は『絵本のコンシェルジュ』です。
「こんな素敵な絵本もあったんだ！？」といった驚きや喜びを提供できるよう、情報発信の仕組みづくりを行なっています。

そして、絵本を介して暮らしを豊かにすることがピクトブックの一番の目的であり、サービス展開の出発点となった想いです。

豊かな時間を誰かと共有することは『豊かな暮らし』を実現するための一つの方法。そして、絵本は複数人で一緒に楽しめる素敵なコンテンツです。

これらの前提をもとに、親子・兄弟・姉妹・友達……といったような複数人で絵本を楽しむ姿をシンボルマークで表現しました。

また、ピクトブックは絵本情報をデジタル化して整理、情報発信を行うスマートなサービスです。ロゴタイプ（文字）を一から制作し、そのスマートさを表現しました。

絵本情報を発信することは、何万冊分もの膨大なデータを取り扱うことになるため、いかに情報を整理するかが大きな課題でした。

その課題を解決するために、絵本の検索機能や並べ替え機能の実装、カテゴライズ（対象年齢・季節・ジャンル・絵本作家・シリーズ・出版社）等を行いました。

これらの課題解決のアプローチにより各絵本情報までの導線を多角的に展開し、ユーザーの需要に答えられる仕組みを確立しました。

また、何万冊分もの膨大なデータを取り扱うということは、システムの観点からも処理速度の低下といった課題が発生します。

この課題については、細かなチューニング（画像の最適化・キャッシュの活用等）を行うことで各ページを軽量化し、表示速度を速めました。

なお、Webサイトのデザインは、ロゴとマッチすることを前提に設計し、要所要所でアニメーションを実装するなど視覚的な効果も加えました。

2021年に制作した「ピクトブック」のロゴをリファインしました。

今回の一番大きな調整はロゴタイプです。これまで使用していたロゴタイプは「p」「b」「k」といった文字により縦長になっており、使い続けるうちに少しだけ間延びしたイメージを抱くことが増えてきましたが、高さを抑えることでスッキリとしたイメージに仕上げました。

調整するにあたって一番の課題となったのは「p」と「b」の高さを抑えようとすると「k」の細さが目立ってしまうということです。その打開策として「k」の形状を工夫して横幅をもたせることで全体のバランスを整えました。

一方で高さを抑えることで密集度が高まり、窮屈に感じる部分もあったため、「c」の形状を工夫し、余白を加えました。

また、線を少しだけ太くすることによって視認性を高め、サービスの認知向上を図っております。

これらの調整に伴って、文字間隔の調整やロゴタイプの調整も行いました。