熊本を拠点とするデザイン事務所

hinode graph

ロゴ・Webサイト・印刷物 / 2021

デザイン事務所「hinode graph」のロゴ・Webサイト・名刺を制作。事業への想いやコンセプトなど、あらゆる情報を言語化し、整理・分析したうえでロゴの制作から開始しました。

Logo – ロゴ

ロゴ「hinode-graph(ヒノデグラフ)」

ロゴに込めた想い

シンボルマークのジグザクの線は「模索する姿」を表しています。そして、太陽を思わせる円形状の輪郭は、模索し続けるからこそ見えてくるものです。

hinode graphのコンセプトは「想いをカタチに」であり、それを実現するための姿勢をシンボルマークで表現しました。

また、交差する線は「+(プラス)」の記号を成しており、「試行錯誤から生み出す新たな価値観」を表現しています。

本質を見極め、無駄を削ぎ落としていく。その作業は泥臭いものです。しかし、その結果として生まれた価値観は至ってシンプル。そのことから、飾らないラインでロゴタイプを一から制作しました。

「hinode graph,」の「,(カンマ)」はグラフィックの先を意味し、「見た目の美しさ・格好良さだけでなく、展開を見据えたデザインを行う」という考えを込めています。

ニュートラルカラーである黒は「何色にも染まらない客観的な視点」を表現したカラーリングです。

モーションロゴ

ロゴ制作の過程において、モーション表現のアイデアが浮かんだため、合わせてモーションロゴを制作しました。

モーションロゴの活用により、ロゴの与える印象は、さらに鮮明になったのではないでしょうか。

ロゴ設計の一部

ロゴ「hinode-graph(ヒノデグラフ)」設計図(線幅と余白)

シンボルマークとロゴタイプ(文字)の『線幅・間隔・大きさ』を比率に基づいて設計しました。比率に基づいて制作することで、統一感のあるデザインに仕上げました。

Website – ウェブサイト

hinode-graph.comのトップページ全体の画像

hinode graphのコンセプトは「想いをカタチに」です。
このコンセプトを印象強く伝えることを第一の目的としてトップページを制作しました。

全体のデザインやカラーリングはロゴとマッチすることを前提とし、コンテンツ(メッセージ・画像)に集中できるよう設計しました。灰色は白も黒も同等に映えるカラーです。

また、細かなチューニングを行うことで各ページを軽量化し、表示速度を速めております。

Google Developersツール「Lighthouse」の結果画面
Google Developersツール「Lighthouse」でのパフォーマンステストの結果

「印象を残す」という意味では視覚的なデザイン性が求められますが、快適に閲覧いただくことが第一です。その観点をもとに、出来得る限りの最適化を行いました。

Web:https://hinode-graph.com/

Business card – 名刺

ロゴ・Webサイトのデザインとマッチすることを前提として名刺をデザインしました。

今回の名刺制作の目的は、名前と顔を覚えてもらうこと。そのため、印象に残るような力強いフォントを制作し、大きく名前を表記しました。また、顔写真を配置しました。

「顔は覚えてるんだけど名前が・・・」
「名前は覚えてるんだけど顔が・・・」

印象というものは時間と共に薄れてしまいます。その印象を引き戻すために、名前だけでなく、顔写真も載せております。

表面はインパクトを重視し、裏面はメッセージ性を重視しました。そのため、裏面は表面に比べてスッキリとしたデザインになっております。

hinode graphの名刺